![]() | 酔いがさめたら、うちに帰ろう。 鴨志田 穣 (2006/11) スターツ出版 この商品の詳細を見る |
アルコール依存症の著者の閉鎖病棟での入院治療の記録。
一応「この物語はフィクョンです。」と書いてあったが。
西原理恵子さんの漫画で読んで知ったような気がしていたが、
改めて著者の本を読んだのは初めてだった。
文章もしっかりしていて、本としてちゃんと面白かった。
最近中島らも氏のアル中の本(「今夜、すべてのバーで」)を
読み返したばかりだったから、そちらも思い出しながら読んだ。
アル中の人の心は、時に随分と剥き出しの研ぎ澄まされたところに
戻ってしまうものなのだなと思った。個々人の違いかもしれないが。
らも氏の物語は、資料も取り入れ比較的冷静に書かれたものだったが、
こちらは剥き出しで、痛いくらいだった。
生のロシアンルーレットの当たりを見てしまった人生は、
やはりどこか壊れてしまうだろうと思う。
フリーのカメラマンで世界各国をハードに巡り、そして閉鎖病棟、
極端から極端だ。そういうのに引き寄せられてしまう人だったのかな。
文章に、繊細な描写がちらほらと表れ出てる。
沢山のものを見てしまって、
且つ自分が傷つけられてしまうことにも敏感な人だったのだと思う。
生き辛そうだった。泣いた。
アルコール依存症の闘病の本★★★
![]() | 毎日かあさん4 出戻り編 西原理恵子 (2007/07/20) 毎日新聞社 この商品の詳細を見る |
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
<<森雅之「耳の散歩」 | TOP | 「神谷美恵子日記」>>
comment
trackback
trackback_url
http://utautaitaiutautai.blog120.fc2.com/tb.php/76-7348fc70
| TOP |















