![]() | カラスも猫も (1995/04) 武田 花 商品詳細を見る |
武田百合子さんの本を1年に一度くらい読む。
武田花さんの本を4年に一度くらい読む。
そんな訳で久しぶりに手に取ってみた著者の本。
2世の作家さん(特に女性)の本は、つい警戒して読んでしまうのだが、
著者の本はやっぱり面白かった。日常の風景を描いたエッセイ。
特別奇妙な人物や出来事が登場してくるわけでもなく、
普通にちょっと変だったり、滑稽だったり、愛があったりする。
百合子さんの文章とやはり似ているところがあるなと感じるのは、
やはり同じ家庭で暮らしていたから、
使う語彙や選ぶ言葉が同じだったんだろうな、と想像した。
著者の文の方が、ちょっと現代的で、若い分だけ青く甘くゆるい感じ。
百合子さんは、もうちょっと野放図で野蛮で凛として高貴な感じだ。
こんな風に比較されるのは、著者にとっては嫌なことかもしれないけど。
さびれた放っておかれたような写真が沢山掲載されている。
それらは廃墟というほど、インパクトの強いものではない。
彼女にはこんなものが目にとまるのだな。なんか不思議だ。
女性は華やかなキレイなものに注目しがちなのに。
著者の本は読んでいて楽ちんだ。心地良い。ペースが合うのかもしれない。
連れと一緒にぶらりと旅に出て、その場のラブホテルなんか泊まっちゃう、
そんなゆるさ。
自分の滑稽さ、他者の滑稽さに、愛があるところも好き。ユーモアってことかな。
ゆるさと滑稽さがだらりと心地良い本★★★★
よつぼし | trackback(0) | comment(2) |
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comment
初めまして
ジャンルを問わず、いろいろな本が紹介されていて面白いデス。
本を読みたいときの参考にしたいと思います!これからもたくさん更新して下サイ!
好き勝手に書き散らしているブログなので恐縮です。
なんて有り難いお言葉…嬉しいです!わ〜また書こう、って思いました。
現在絵本屋ですが、その前は古本屋さんで一般書籍を担当していたので、ジャンルも色々かもしれません。共通項は「読みやすい本」でしょうか笑。
宜しければ是非また覗きに来て下さいね。
本当にお気に入りの本については、表ブログで書いていることが多いので、よかったらそちらも…♪
http://snakeintherainbow.blog77.fc2.com/
2008/02/20 09:34 | うたうたい [ 編集 ]
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