![]() | 小さいときから考えてきたこと (新潮文庫) (2004/06) 黒柳 徹子 商品詳細を見る |
年明けに「窓ぎわのトットちゃん」を再読して、再感動したので、
今更ながらこちらも読んでみた。
「トットちゃん」以来、20年振りに出版された本とのこと。
この方がユニセフ親善大使だということは、とても良かったことだと心から思う。
難しくないやさしい言葉で、世界のこどもたちの状況を伝えてくれる。
栄養が行き届いた食事を取り、ちゃんとした教育を受けている、
いわゆる先進国のこどもは、世界の中で13%しかいないそうだ。
勿論日本のこどもたちもこの中に含まれている。
この本ではアフガニスタンのタリバン政権のことまで、
ニューヨークの同時多発テロの直後のことまでが書かれているが、
今現在だってこどもたちの状況はそう変わらないだろう。
これからニュースを見るたび、画面には映っていないこどもたちの姿を
ちゃんとイメージすることができる。
読んでいる中で、とても好きな箇所があった。
「今の子どもだって、習慣がないだけで、もし、テレビゲームだの、
そういったものがなくて、本を読んだら、きっと私と同じように、
チェーホフの手紙を気に入ると思う。
子どもは、そういうものを、神様から、
ちゃんと貰って生まれて来ているのだから。」
そしてこの本自体も、
やさしい言葉で書かれていて、ちゃんとルビもふってあるのだ。
難解でない。こどもにだって読める本だ。
大切なことをやさしい言葉で伝えてくれるって、素晴らしいことだ。
沢山の人が読んでみるといいと、思う。
世界のこどものことを思う本★★★
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