![]() | 日日雑記 (中公文庫) (1997/02) 武田 百合子 商品詳細を見る |
久しぶりに読み返した「日々雑記」。
簡潔に言えば、一人のおばあさんの日記なのに、
なんでこんなに面白いんだろうと思う。
武田百合子さんが亡くなる1年前の著書で、
若い頃の記述のようには、活発ではない。
街を歩いて、映画を見たり、舞台を見たり。
東京で暮らす、健康な老女の穏やかな日々だ。
70才近いのに、視線は未だ新鮮だ。対象が日常であっても。
いや、年を取ったから、尚更新鮮なのかもしれないな。
それはまだ私には実感できないけれど。
「(定食屋の蝋細工の見本料理を見ながら)
あの世にはこういう賑やかさはないだろうな。
こういうものがごたごたあるところで、もうしばらくは生きていたい!!」
世の中にある馬鹿げたものや猥雑なもの、下卑たものに対しても、
嫌悪したりしない。視線には愛とユーモアがある。
気取ったものごとに対しては、逆にちょっと皮肉がこもる。
「京都は女がやってきて嬉しがってお金をつかうところだ」なんて。
そういうところがすごく好きだ。
私はきれいごとばかり書いてある文章は好きじゃない。薄っぺらい感じがする。
きれいじゃないことを書いても、下品じゃないというのは、すごいことだと思う。
魂が気高いというのはこういうことなのか、とまで思ってしまう。
武田百合子さんが好きなので、褒めまくり。
実際お会いしたら、どんな人だったのだろう。
文章の柔らかさよりはずっと、手強い人だったのではないかな、なんて想像する。
まっすぐな本★★★★
よつぼし | trackback(0) | comment(0) |
最近更新を怠りがちなので、気分転換にテンプレート変更。
来るべき寒い冬に備えて、気持ちだけでも華やかに。ピンク。
ついでにプロフィール画像もチェンジ。かつて撮ったお気に入りの薔薇写真。
自分をイメージするには、ちょっと可愛らしすぎるかもしれないが。
いいや。キレイなものは好きなのだ。
このブログを開設して1年が過ぎた。
訪問者数は決して多くないけれど、
ぽつりぽつり覗きに来て下さる方に感謝しています。
本当は読んだ本全てをアップしていければ良いのだけれど、
時間が無くて、なかなか難しい。
マイペースだけれど、もうちょっと続けていきます「うたうたいたいうたうたい」。
これからも宜しくお願い致します。

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某日。古本屋で買った本に、一枚のメモが挟まっていた。
「アンチョビ」「ボジョレー」と書いてある。
裏面は、会議か何か仕事のメモみたい。
「金銭面」「上司」「各課の責任」とか、小さな文字で色々。
ちょっと神経質そうな字体で、
書いたのは男の人かなと思う。年配の女性かもしれない。
なんだかちょっと他人の生活を覗き見したようで、楽しい気持ち。
「アンチョビ」「ボジョレー」は買い物メモだろうか。
ゆとりある生活でいいな。ちょっと優雅。
フィッツジェラルドで村上春樹な本にぴったりの読者だ。
可笑しいほどはまってる。ワインよりビールだけど、なんか雰囲気が。
ちなみに私が今月買った古本冊数は、いまのところ27冊。
![]() | グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー) (2006/11) スコット フィッツジェラルド村上春樹 商品詳細を見る |
本と言えば、最近速攻でアマゾンに注文したのが、「HOT BIKE」という雑誌。
今月号はヒロトの特集だ。すごく嬉しい。
インタビューたっぷり。ポスターまで付いていて大満足。
ポスターを切り取って部屋に貼ろうか、美本のまま保存しておこうか、
くだらないことで悩み中。
いっそもう一冊購入しようかと思いかけて、一応とどまった。
もうすぐ新しいアルバムも出るし、ライブのチケットも手に入れたし。
うれしいいなああ〜。たのしみだなああ〜。ヒロトラブ。
![]() | HOTBIKE Japan (ホットバイクジャパン) 2008年 11月号 [雑誌] (2008/09/27) 不明 商品詳細を見る |
古本屋にて | trackback(0) | comment(1) |
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