![]() | ニート (2005/10/29) 絲山 秋子 商品詳細を見る |
図書館でみつけて、著者の本を初めて読んだ。
「ニート」「へたれ」「愛なんかいらねー」など、
タイトルが興味をそそるものだったから。
5編の短編集。ぺろっと読んでしまった。
なかなか面白かった。久しぶりに面白い小説に会ったと思った。
すげえ愛の本だった。他人への愛のでかさ、が描かれている。
でかい愛って、他人を許すこと受け入れること捧げること、なのかな、と思った。
愛は理不尽で不均等なもの、だから、
だからこそ愛がでかければでかいほど、それに甘えちゃあいけない、のかも。
恋愛の当事者たち2人以外の、第三者との関係も面白かった。
人間関係は、当事者同士だけで行われるものではなくて、
その人の過去や環境も必然的に付いてまわるもので、それが正常なあり方。
たとえそれらが奇妙な形の人間関係であっても。
恋愛関係も、ぐるぐるな人間関係の中で動いていく、一つの形、だよな。
てなことを思いながら読んだ。
あぁ、面白かった。短編集なのに満足度が高かった。
著者は芥川賞をはじめ、色々と文学賞を受賞しているらしい。
他の著作も読んでみよう〜と思った。
色々な、愛の形、の本★★★

みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
| TOP |














