![]() | いとしい (幻冬舎文庫) 川上 弘美 (2000/08) 幻冬舎 この商品の詳細を見る |
なんだかんだ思いながら著者の本は結構読んでいるのだが、
これは読み逃していたみたい。
タイトルや装丁が地味だったからかも。古い作品だったし。
読んでみたら…面白かった。著者の作品の中でも印象深い作品だった。
人と人が交差する、日常の、少し奇妙な恋愛話。
読みながら、静かな人の性はエロいなぁと思った。
エロス。情。淡々としながらも濃い。
物語に描き出すと奇妙なように見えるが、
個々人の持つ多かれ少なかれの異常さは、現実にもあるよな。
こういう一見奇妙な関係は、きっと身近にも潜んでいるに違いない、
なんてことを思いながら読んだ。
個人的には、姉に本を投げつけた母のその後が気になった。
才能あるろくでなしたちの、ファム・ファタルのような母。
印象深い登場人物だった。
川上弘美さんの文章だが、
選ぶ単語やモチーフが技巧的過ぎるような気がして、
やはりあまり好きになれない。自然じゃない感じがする。
面白いのだけれど、繰り返し読んでしまうのだけれど、
どうも好きとは言い辛い、と今回も改めて思った。
静かにエロい恋愛の本★★★
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 走ることについて語るときに僕の語ること 村上 春樹 (2007/10/12) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
活字欲に経済力が追いつかず、図書館古本屋利用者の私だが、
村上春樹さんはちゃんと新刊定価で購入する作家さんの一人。
すごく好き。この本も初版が売り切れる前にと焦って買った。
想像していた以上に、すごく密度の濃い本だった。
村上春樹さんの、とてもリアルに近い声を聞いたような気がする。
ファンとして、読んで良かったと心から思えた。
私自身の「走ること」について少し考えてみたが、
走り続けたことは、多分最高で4〜5kmくらい。学生時代の持久走だ。
42.195kmすら信じられないし、
ましてやウルトラマラソン100kmなんて考えられない。
だから彼が文章で語っていることは、
多分全て理解できていないのだと思う。
私よりもリアルに共感して読んでいる人がいるのだろうと思う。
身体を限界近くまで使ったことのある人たち。
それでも、村上春樹さんの文章は何故こんなにしっくりくるのだろう。
頷きながら考えながら、そして面白く(重要!)読んだ。
ん〜上手く言えないや。ファン心理が邪魔をして。
写真に撮られた村上春樹さんの身体には
とてもきれいな筋肉が付いていて、
単純に「走るっていいな」と思った。
頭でっかちでない、鍛えた身体と基盤のある生活を前提として
書かれた文章だから、安心して読むことができる。
素晴らしいことだ。こういうのって案外少ないのではないかな。
個人的なのに、ごくまっとうな面白い良い本★★★★
よつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | もしもし、運命の人ですか。 (ダ・ヴィンチブックス) 穂村 弘 (2007/03) メディアファクトリー この商品の詳細を見る |
穂村弘さんの本は好き。面白いと思う。
これは雑誌ダヴィンチで連載されていた恋愛に関するエッセイを収録した本。
恋愛手前の恥ずかしいモヤモヤについて、いい年した男の人が
真面目に語ってくれているから、すごいと思う。
自意識過剰と弱気さが交互しながらの恋愛シュミレート。
いや、女の私でも共感する部分が多々あり。自分も小物だなと思う。
さらさらと面白く読めるのは、
きっと彼自身がそんな自分を楽しんでいるからでしょう。
恋愛手前の我の馬鹿さ加減に共感しちゃう本★★★★
よつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | それいぬ―正しい乙女になるために 嶽本 野ばら (1998/06) 国書刊行会 この商品の詳細を見る |
国書刊行会からこんな本が出ていたなんてと思い、
古本屋で105円で購入した。
頁を開いたら、微かな香水の香りがした。おそらく前の持ち主のもの。
この本を持っていたのは、本の横に香水瓶を立てておくような
乙女ちゃんだったのかもしれない、と想像した。
あまりにもそれらしすぎて、感動すらした。
「フェリーニ」だの「宝塚歌劇」だの「鉱石」だの、その他諸々、
出てくる単語にヒットするものが案外多かった。
私にも乙女な部分が残っているのかもしれない。意外と。
「正しい乙女になるために」とサブタイトルがついているが、
この本に書かれた事を実践したら、モテなくなるぞと思った。
冗談まじりとは言え、変に説得力があるから、免疫の無い若い子は注意。
80〜90年代の心意気を懐かしく思い出す本★★★
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | ラヴソング 伊藤 比呂美 (2004/07/08) 筑摩書房 この商品の詳細を見る |
詩人伊藤比呂美さんのエッセイやものがたりや詩。
「どれもこれも、あんまりつらくて、長い間、読みかえすことも
できませんでした。やっと陽の目をみます。」なんて書いてあった。
辛い時期に書いた色々らしい。
久しぶりに著書の本を読んだが、相変わらず…濃かった。
この人の食欲や性欲に関する記述は赤裸々すぎて、
ちょっと気持ち悪くなってしまう。楽しくない。
私は自分が男好きだという自覚があるが、この人の本を読んでいると、
自分の助平さは全く並レベルだと思う。ちょっと安心する。
聴き取った英語の歌から彼女が詩を作っていて、それは面白かった。
ニール・ヤングの歌をちゃんと聴きなおしたくなった。
赤裸々なおんなの本★★★
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | バカ姉弟 5 (5) (KCデラックス) 安達 哲 (2007/01/06) 講談社 この商品の詳細を見る |
東京下町で暮らす小さな双子、姉と弟のお話。
大好き。この物語。にこにこふわ〜といい気持ちになる。
バカ姉弟は「仏のようなお子」として町の皆に可愛がられているが、
決して「いい子ちゃん」じゃないところが素晴らしく良い。
だから「仏のような」子なんだろうな。そのまんまの魂。
著者の「キラキラ」とか「さくらの唄」とかは、
面白かったけれど鼻に付く部分も多くて、好きにはなれなかったが
(「お天気お姉さん」はエロだったので、読む機会に恵まれなかった。
残念ながら)、このお話はほんとに大好きだ。
茶髪ロン毛の営業マンのお兄ちゃんがでてくるお話が案外好き。
海に行ってカモメが飛んでいたりしてね。
「まだおまえの羽根は小さいだろう」なんてね。
おねいの「麗子微笑」の物真似には、毎回声を出して笑ってしまう。
面白すぎ。
おねいの成長した姿は…見たくなかったような微妙な気持ち。
にこにこふわ〜といい気持ちになる本★★★★★
マンガ好き | trackback(0) | comment(0) |
![]() | ハチミツとクローバー (10) (クイーンズコミックス―コーラス) 羽海野 チカ (2006/09/08) 集英社 この商品の詳細を見る |
友人に貸していた本が戻ってきたので、久しぶりに読み返してみた。
また泣いてしまった。切ない想いが交錯するこの物語。くすん。
「あの人を好きになってよかった」と思えれば、
実らなかった想いも報われる。無駄ではなかったと思える。救い。
読みながら、片思いをしたことのない人はいるのだろうか、と考えた。
多分滅多にそんな人はいないのではないかな。どんな美男美女でも。
人の好みは千差万別だし、人間関係は複雑だ。
時や場所が良くなかったなんてことも往々にしてあるだろう。
片思いの無い人生なんてちょっと味気ないかも、なんて思ったけれど、
でもやっぱりそれはそれで、いいものかもしれない。
それはそれで、凄い人生。
報われなかった想いを静かに受け入れてくれる本★★★
マンガ好き | trackback(0) | comment(0) |
![]() | オオシマさんちのもうひとつの猫日記 大島 弓子 (2007/10) 飛鳥新社 この商品の詳細を見る |
本屋でみつけてすかさず購入。大島弓子先生ご健在でなにより。嬉しい。
家に帰ってシュリンクをぺりぺり剥がして開いてみたら、
…ほんとに猫の写真日記だった。
猫は好きだが、写真を見て入れ込めるほどの猫好きではないので、
正直ちょっと残念だった。数ページ毎に一言綴られているのが救い。
でも漫画作品で描かれてきた猫たちの写真が見れるのは良いかも。
あ〜こんな子たちだったんだぁ、なんて。
次回の漫画作品を楽しみにしたい。先生贔屓でみつぼし。
それにしても、高い本だな!
猫好きな人ほど楽しい本★★★
![]() | グーグーだって猫である (3) 大島 弓子 (2007/05) 角川書店 この商品の詳細を見る |
こちらと一緒に楽しむのが良いね。
マンガ好き | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 誰も知らない名言集 リリー・フランキー (1998/08) 情報センター出版局 この商品の詳細を見る |
特別ではない日常の中で出会った、無名の人たちの名言の数々。
面白かった。下品で。
本文の下に書かれた手書きの一言がまた一層。
日本美女選別協会による女性の分類3系統は、
「中に××たい」「腹に××たい」「顔に××たい」の3つだそうな。
なるほどね〜。女子の私には考えもしなかった視点。
皆に色々聞いてみようと思った。
気楽にあはは〜と笑える本★★★
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 東京ゲスト・ハウス 角田 光代 (2005/10/05) 河出書房新社 この商品の詳細を見る |
帰国したバックパッカーの話。
定着してないゆらゆら感。非現実感。そんなのを引き摺ってる。
バックパッカー的な旅をしたことのある人は、
多かれ少なかれ共感する部分があると思う。私もあった。
旅の色々や旅人の刹那さを思い出す本★★★
![]() | まどろむ夜のUFO 角田 光代 (1998/06) 幻冬舎 この商品の詳細を見る |
ついでにこちらも読んだ。今まで読み飛ばしていた。
消えて無くなってしまいそうな曖昧な存在のものたちの物語三篇。
10代の頃に読んていたらもっと共感できたかも。
今の私は現実がリアルだから、いまいち。
不安定な年代のあやふやな存在について書かれた本★★
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | お酒とつまみと友達と こぐれ ひでこ (2006/11) 宝島社 この商品の詳細を見る |
イラストレーターのこぐれひでこさんが、
お友達を招いたり、お家に遊びに行ったりしながら、
楽しいお酒の場と美味しそうなつまみを披露している本。
小泉今日子さんやら浜崎貴司さんやら小野塚明さんやら、
素敵なゲストがずらり登場。なんとも楽しそうな様子なのだ。
沢山の年若いお友達に慕われていて、素敵だった。
きっと本当に美味しくお酒を飲み、美味しくつまみを食べて、
楽しい場を提供できる人なんだろうなと想像した。
いい人生を重ねてきて、今現在もすごく満ちているんだろうなあ。
最近私はあまり仲間たちと飲んでないなと思い出した。
へらへらっと気楽に、美味しいものを食べながら、
みんなと一緒に飲みたくなった。
美味しくて楽しい素敵なお酒の本★★★★
よつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | Hot Drinks around the World 世界のホットドリンク (2005/10/22) プチグラパブリッシング この商品の詳細を見る |
タイトル通り、世界各地の温かい飲み物が紹介されている本。
ひとつひとつに一言小話とレシピが付いている。
カフェ・マリアテレジア、レモネード、グリュー・ヴァイン…etc、
写真とレシピを眺めているだけで、ほっこりした気持ちになるような
かわいいドリンクがずらり。
この本持ってたら、秋冬の間、きっと楽しいと思う。
いろんなホットドリンクを作ってみたりして。
土地の飲み物はやはりその場で飲むのが美味しいもの。
旅行中に飲んだ飲み物は、帰国してからも楽しい思い出を伴って、
いつまでも大好きだったりする。
私にとっての思い出深い飲み物って何かな、とちょっと思い返してみた。
小さなグラスに入ったインドの甘〜いチャイとか、
トルコのどろどろコーヒーとかエルマ茶(リンゴの飲み物)とかかな。
思い出して楽しい気分になった。
本を読んでいて、世界の人たちは案外甘くて濃い飲み物が好きなのだな
と改めて確認した。
砂糖・ジャム・ミルク・クリーム・アルコール、時にはバターまで、
がんがん飲み物に入れている。
私は本当は甘い飲み物が苦手。水とブラックコーヒーが好きなのだが。
それでも、ちょっとかわいいホットドリンクを作ってみちゃおうかな、
なんて思ったりした。
寒い季節に温かいドリンクでほっこりしたくなる本★★★★
よつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 漢方小説 中島 たい子 (2004/12) 集英社 この商品の詳細を見る |
恋愛に仕事に悩む女性が漢方と出会う物語。すばる文学賞受賞作。
なんかこれを読んでいると、
漢方薬を飲んでいれば全ての問題が解決されてしまうような、
ちょっと間違った気持ちになってしまう。
早速本棚から東洋医学の本を取り出してみた私…単純。
でも心の状態がどのように身体に影響しているのか、
説明してもらえたら、確かに心強いよな。
適材適所というか、偏らずにちゃんと判断して
東洋医学と西洋医学、利用したいと常々思う。
あ、勿論それ以外も、良いものならおーけーだ。
漢方に興味がある人は参考になるかもしれない本★★★
みつぼし | trackback(2) | comment(0) |

F氏的日常 / 福山 庸治
週刊ダイヤモンド掲載の一コマ漫画。
ありそでなさそ話とか、たしかにありそな話とか、そんなん。
現代社会に疲れた時とか矛盾を感じた時とかに、ちょっと笑いをって感じ。
表紙ほど色っぽい話ではない。
平成13年度の文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞しているそうな。
この賞の受賞作をちょっと検索してみた。
日本のありかたを象徴しているような漫画を選んでるのかな、
なんて思った。
疲れちゃった社会人はちょっと慰められるかもしれない本★★★

マンガ好き | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 黄色い涙 永島 慎二 (2006/11/22) マガジンハウス この商品の詳細を見る |
1960年代後半の青年たちの物語。
三畳のアパートに住む5人が志しているものは、
それぞれ漫画・文学・油絵・詩人・歌手…。
理想を抱く彼らの貧乏生活が描かれている。
それにしても当時の若者たちは、ほんとにこんなに純粋だったんだろうか。
今の時代にはこんな人、こどもにだって居やしないと思うくらい、
なんというか朴訥素朴。
短い間に、随分人は要領良く進化したのだなぁと思った。
現代とかけ離れすぎていて、物語はなんだか物足りなかった。
いや、人間の基本的な感情はいつでも共通するものだとは思うけれど。
この物語、今年映画化されたらしい。出演者は嵐…ってアイドル?まじ?
恥ずかしくて痛いくらい青く若い青春の本★★
マンガ好き | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 図書館の神様 瀬尾 まいこ (2003/12/18) マガジンハウス この商品の詳細を見る |
著者の本を読むのは2冊目。図書館で借りてきた。
タイトルからして、こてこての文科系の本かと思いきや、
体育会系の心持ちなんか書いてあったりして、その多様さが良かった。
瀬尾まいこさんは教師だったという話だから、
ちゃんと色々なタイプの人たちと関わってきたのだなと想像できた。
偏ってない感じが良かった。
奇をてらわない普通の文章なのに、突拍子もない話でもないのに、
結構普通の話なのに、面白く読むことができた。
これってすごいことだと思う。
普通なんだけど、ちゃんと面白いお話の本★★★
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 発見 (幻冬舎文庫) よしもと ばなな (2004/08) 幻冬舎 この商品の詳細を見る |
新しく面白い作家さんに出会えることを期待して、
時々こうしたアンソロジー集を読む。
けれど結局好きだと思うのはいつもの作家さんだったりして…。
テーマの「発見」については、う〜ん、
当り障りが無いというか、そう言っちゃ全てそうじゃんというか。
平野啓一郎氏の「記憶」に関するエッセイはちょっと面白かった。
この方、何か賞を取っていた筈…と思ったら、99年の芥川賞だった。
「日蝕」読んでみようかな。
時間つぶしくらいにはちょうどいい本★
ひとつぼし | trackback(0) | comment(0) |

酔客万来―集団的押し掛けインタビュー / 酒とつまみ編集部
雑誌「酒とつまみ」編集部による酒席インタビュー。
いや単純に、ゲストの顔ぶれがすごい。
中島らも氏、井崎脩五郎氏、蝶野正洋氏、みうらじゅん氏、高田渡氏。
是非一度一緒に飲みたいような、御免こうむりたいような…強すぎる面子。
内容はさすがの酔っ払いで、汚い下ネタとか多い。
「酒」の話ではなく、あくまで酔っ払い話。
でも高田渡氏のインタビューはちょっとしみじみきた。
私も地元住民だけに一度お会いしてビールをご馳走になったことがあるが、
あのとき彼はあんなに饒舌ではなかったな。
私も小娘だったから、物足りなかったのかもしれないな。
5時間も盛り上がったという編集部の彼らが羨ましかった。
中島らも氏も感慨深い…。
強いて言えば、インタビューがちょっとヘタクソなのが難。
楽しい飲み会に参加しているような気持ちになる本★★★★

よつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 逃亡日記 吾妻 ひでお (2007/01) 日本文芸社 この商品の詳細を見る |
「失踪日記」で漫画三賞を受賞した吾妻ひでお氏のインタビュー。
デビュー時代から失踪中、その後のことまで、随分色々と語られている。
吾妻氏本人の写真が沢山載っていていた。こんな人だったのね。
想像していたより、ずっとちゃんとした人のように見えた。
失踪中に隠れ住んだ場所を再訪するという企画のものだったが
…なんか見ているこちらの方が不思議な気分になった。
インタビューでは、漫画界の人間関係のつながりが見えたりして、面白い。
それにしても「日本漫画家協会大賞」「文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞」
「手塚治虫文化賞マンガ大賞」の漫画三賞を受賞した漫画家は、
吾妻ひでお氏ただ一人だけらしい。ん〜びっくり。
いや、何を「三賞」と規定するかにもよると思うのだけれど。
でもいいのかな。マニアックすぎやしないか。
人生の浮いたり沈んだりについてちょっと考えてしまった本
ついでに漫画界の人間関係や受賞についての色々が面白い本★★★
追記
いやでも「失踪日記」は確かに面白かった。
「うつうつひでお日記」はうっとうしかったけど。
![]() | 失踪日記 吾妻 ひでお (2005/03) イースト・プレス この商品の詳細を見る |
![]() | うつうつひでお日記 吾妻 ひでお (2006/07/06) 角川書店 この商品の詳細を見る |
マンガ好き | trackback(0) | comment(0) |
![]() | しぶちん京都 グレゴリ青山 (2006/09) メディアファクトリー この商品の詳細を見る |
土地出身の著者による京都の紹介本。京都出身ならではの日常目線。
おすすめの場所や地図も載っている。
錦市場でのアルバイトの話が面白かった。
店舗の台所を仕切る大奥さん。「いけず」加減ににやにやしてしまう。
実際会ったらビビるんだろうなぁ。
あ〜錦市場行きたい。京都行きたいなぁ。
京都をより一層楽しめる本★★★
追記
グレゴリさんの本は楽しくて好き。のほほんとした絵がいいんだな。
旅好きだから尚一層、興味深い。
先日こちらの本も買った。古本屋をテーマにしたマンガエッセイ。
私もかつて古本屋でバイトしたことがあったから、共感。面白く読んだ。
![]() | ブンブン堂のグレちゃん―大阪古本屋バイト日記 グレゴリ青山 (2007/05/17) イースト・プレス この商品の詳細を見る |
マンガ好き | trackback(0) | comment(0) |
ビーサン屋げんべい物語―葉山の片隅から世界を狙うオンリーワン商店 / 中島 広行
図書館でちらと流し読んでみた。
葉山のビーチサンダル屋さん「げんべい商店」の五代目店長さんの本。
商品のビーサンについて色々書かれている。
企業とのコラボビーサンとか載っていて可愛かった。「福助」のが特に。
ビーサンがかっこよく見えちゃうなんてすごいなぁ。誠実さのたわものか。
今度葉山方面に行ったとき、是非寄ってみようと思った。
きっと一足欲しくなる。
ピンク×赤か、緑×黄色がいいかな。ビビッドなの欲しい。
ビーチサンダル欲しくなっちゃう本★★★

みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | せんべろ探偵が行く 中島 らも、小堀 純 他 (2003/10/25) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
居酒屋・立ち呑み屋・大衆酒場、のらりくらりと呑み続ける、
故中島らも氏の酔いどれ紀行。
「せんべろ」は「千円でべろべろ」の意。
だらだらした加減が好きで、何度も読み返している本のひとつ。
「マリワナ吸ったら、カウンター向こうのお婆さんが
無心におしんこを刻み続けていた」というエピソードには
つい声を出して笑ってしまった。
モツ煮とか串カツとかをアテにして、だらだら呑みたいなぁ〜。
こてこてだらだらと呑みたくなる本★★★★
よつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | ぽっぺん 石田 千 (2007/01/30) 新潮社 この商品の詳細を見る |
身体がだるいときに読んだら、そのまったりとした世界が
とても心地よかった。
元気のでてきたときに続きを読んだら、ちょっと物足りなかった。
ごはんの話が多いのは、ふつうのまいにちを綴ったエッセイ集だから。
真面目で丁寧な文章で気持ちいい。奇をてらっていないのが良かった。
「ぽっぺん」はびーどろのこと。
昔父がお土産に買ってきてくれたことを思い出した。
ゆっくりと静かに過ごしたいときに読みたい本★★★
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | みずうみ よしもと ばなな (2005/12) フォイル この商品の詳細を見る |
よしもとばななさんの本は、一時期とても読みにくかった。
なんだかイッちゃってて。
結婚してからか、出産してからか、それ以後の小説は
また少しずつ読めるようになった。共感もできるようになった。
彼女の変化ではなく、私の変化かもしれないけれど。
この本はその中間。
入り込みにくかったけど、読んでみたら分かった感じ。
すこしかなしいふしぎな本★★★
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みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 珈琲と雑貨と音楽と―鎌倉のカフェから“好き”をかたちに 堀内 隆志 (2006/09) 日本放送出版協会 この商品の詳細を見る |
鎌倉のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュcafe vivement dimancheのマスターのエッセイ。
お店を開くまで開いてから、の色々が書かれている。
カフェを開いて雑貨屋もやって、ついでにCDショップも始めちゃって、
素敵なお店にはお客さんが集っていて…なんて羨ましい話だが。
文章を読んでいて、あぁ確かにこの人のお店だったら楽しそう〜、
と納得してしまった。
文章が真面目で軽やかで気持ちよかった。嫌味じゃないのだ。
勿論お店経営には苦労や困難が沢山あると思うのだけれど、
単純に憧れてしまった。ブラジル音楽まで聴きたくなった。
オンラインショップを覗いてみたら、素敵なものがいっぱいあった。
今度鎌倉に行ったときは、是非寄ってみようと思った。
愛すべき自分のお店を作りたくなる本★★★★
よつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 鉄槌! いしかわ じゅん (2003/10) 角川書店 この商品の詳細を見る |
漫画家いしかわじゅん氏と某旅行会社の裁判のやりとり。実名入り。
裁判の面倒さとか困難さとか、納得できない感じがよく分かった。
原告側の旅行会社は勿論のこと、
多大な額を支払っている自分の見方であるはずの弁護士すらも
信用できないなんて…無念。社会ってこんなもんだ。
解説を書いているのは高橋源一郎氏、かなり適役。面白い。
素人には参考になるかもしれない、素人目線の裁判の本★
ひとつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | こねて、もんで、食べる日々 平松 洋子 (2005/07) 地球丸 この商品の詳細を見る |
食べ物と、動く手について書かれたエッセイ、それと一言レシピ。
「手でちぎる」「手で割る」「手で裂く」「手で折る」「手で開く」…
そんな言葉がずっと並んでる。
リズミカルな言葉で、上手く洒落がきいていて、
上手い文章だなぁと思いながら読んだ。
ちょっと技巧的すぎて、好きとは言い難いのだけれど。
まめに手を使った料理をしたくなる本★★★
→続きはread more
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | honey & honey 竹内 佐千子 (2006/04/07) メディアファクトリ- この商品の詳細を見る |
レズビアンの女性の漫画エッセイ。いや、為になった。
感じたことのないこと、想像したことのないこと、がいっぱいだった。
自分に全くビアン気が無いことがよく分かった。改めて自覚できた。
私は女性に性的な好意は抱かない人なんだなぁ。余程のことがない限り。
レズビアンの人に対する負の感情も特に無い。
「へ〜そういう形もあるんだ」と多少の興味はあるが。
友だちにある日突然カミングアウトされても平気だと思う。多分。
この平気さ加減は私個人だけではなくて、
きっとこの国(特に都市部)の傾向ではあると思うのだけれど、
考え方や許容範囲が広くていいね〜と喜ぶと同時に、
なんだか人口過剰のひずみのような感じもするの。
いいのかな。ま、いいのか。
素人には興味深い、レズビアンさんの本★★★
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 緑の性格 チチ松村 (2000/07) 新潮社 この商品の詳細を見る |
「GONTITI」の彼の著書。本棚で見つけて久しぶりに読み返してみた。
「緑の性格」…気張らずに楽しくやろうよ、ってことだろうか。
「茶人=緑人」なんてことも言ってる。
面白いのだが…なんつーか今は、
小学生男子のような爛漫な遊び心に付いていけなかった。
余裕のあるときに読めばもっと楽しめるんだろう。
土や水や木に棲む小さな生物たち、とりわけ虫の話が多いので、
苦手な人は注意が必要。冬虫夏草、とかね。
虫の観察や小動物の飼育が好きな人は楽しめるかもしれない本★★
ふたつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | わたしのマトカ 片桐 はいり (2006/03) 幻冬舎 この商品の詳細を見る |
女優片桐はいりさんのフィンランド滞在記。
映画「かもめ食堂」撮影時のことや、一人で旅した街のことが書かれている。
ん〜面白かった。
サルミアッキを一粒なめてみたくなった。
べリーのソースでお肉を食べたくなった。
見知らぬ街のバーで一人ビールを飲みたくなった。
ムーミン谷にまじで行きたくなった。
ひねくれものの私も、流行の北欧フィンランドに行ってみたくなったんだ。
興味の幅の広い人の旅エッセイは、こんなにも面白いんだよな、
と思い出した。
彼の国の人たちは本当にこんなにゆっくりと人生をすごしているのかなと、
自分の目で見てみたくなった。
自由きままな女一人旅をしたくなる本★★★
追記
「かもめ食堂」は確かに面白かった。見終わった後和やかな気持ちになった。
「めがね」を映画館に見に行こうか、DVDが出るのを待とうか、
迷っているところ。
![]() | かもめ食堂 小林聡美、片桐はいり 他 (2006/09/27) バップ この商品の詳細を見る |
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | イナカノコ おおた うに (2007/02) 牧野出版 この商品の詳細を見る |
最初の数ページを読んで、ちょっと無理かも、なんて思ったが、
読み進めてよかった。ちゃんとした恋愛小説だった。
おおたうにさんは、生まれた日が近いこともあって気になる存在。
可愛いイラストを見ては、すごいな〜がんばってるな〜と思っていた。
勢いまかせのマシンガントークのような印象があったので、
こんなにも繊細な、じっくりと長い小説を書けるとは驚きだった。
想像していたより、ずっと良い小説だった。
→続きはread more
みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | ピースオブケイク 3 (3) ジョージ朝倉 (2006/07/07) 祥伝社 この商品の詳細を見る |
ジョージ朝倉さんって、女性だったと、今知った。
結構むっちりした体付きの女性を描くので、男性だと思っていた。
今まで読んだジョージ朝倉さんのマンガの中では
これがいちばん面白いと思う。というか初めて面白いと思った。
若い大人社会人の恋ってこんなだ(った)よな、と共感できた。
パワーと繊細さが入り混じる感じ。大人だから、ためらってしまう感じ。
舞台がレンタルビデオ屋だったりアパートだったり、
平凡な日常の場所なのもいい。
今3巻。次号4巻も早く読みたいな、と思う。
何度目の恋愛だって、あるのはときめきと困難、なんて思った本★★★
マンガ好き | trackback(0) | comment(0) |
![]() | 暴れん坊本屋さん(3) 久世 番子 (2006/10/25) 新書館 この商品の詳細を見る |
私も本に関わる仕事をしている一人、なので共感しながら読んだ。
本屋にまつわる面倒事なんかがユーモアこめて描かれている。
三巻完結。おたく臭がちょっと気になるが。
いや、でも、好きなことに関わった仕事ができるのって、
やっぱりしあわせなことだと思う。
大なり小なり、苦労はどこにでもつきまとうものだしね〜。
本&本屋さんを好きな人はきっと面白く読めるであろう本★★★
マンガ好き | trackback(0) | comment(0) |
![]() | デブになってしまった男の話 鈴木 剛介 (2006/09) 求龍堂 この商品の詳細を見る |
インパクトのあるタイトルと銀色の表紙に惹かれて読んでみた。
がダメだった。私は面白くなかった。
なんだ?80年代の栄光か?
男性の作る物語に対して往々に思う「こんな女いねーよ」感たっぷり。
都合良すぎ…。いや、逆もありきは承知なんですが。
何故この本が、あの求龍堂から出たのだろう。
絵とか装丁はかわいくて、凝っているのだけれど。
肥満に悩む男性には希望になるかもしれない本★
ひとつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | リリー&ナンシーの小さなスナック ナンシー関、リリー・フランキー 他 (2002/12) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
二人とも頭が良くて鋭いから、もっと意地悪な人たちかと思っていた。
読んでみたら、すごく繊細な優しい人みたいだということが分かった。
頭の良さが意地悪な方向ではなく、優しさに向かう人は好き。
芸能人ネタなのに、汚い意地悪言葉じゃなくて、
気持ちがほぐれるような「笑い」があった。品がいいのだなきっと。
リリーさんからナンシーさんへの最後の追悼文、
たった数ページだったのに、ほろりときてしまった。
楽しい会話で暇つぶしにちょうどよい本★★★

みつぼし | trackback(0) | comment(0) |
![]() | そろそろくる 中島 たい子 (2006/03) 集英社 この商品の詳細を見る |
PMSで悩む女性は共感、でも解決にはならないかもしれない本★★
色々は→read moreにて
ふたつぼし | trackback(0) | comment(0) |
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