2008・09
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2008/08/21 (Thu) 片桐はいり「グアテマラの弟」

グアテマラの弟グアテマラの弟
(2007/06)
片桐 はいり

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女優片桐はいりさんの中米グアテマラ滞在記。

グアテマラに移り住んだという弟さんの縁で、彼女はグアテマラへと
旅立ったのだが、その経緯がなかなか面白かった。
弟さんも一風変わった人で面白い。身内話がちゃんと面白いって、良い。
私にも弟がいるので興味深く読んだ。
あぁ兄弟でもそれぞれの生き方をしていいんだな、と改めて思ったりした。
有名人の書いたものなのに、有名人の名前が出てこないのも良かった。
そういうのって、上品、だと思う。
家族、外国人、いろいろな人との交流が描かれていて、
中米の彼らの気質を想像して楽しくなった。
地球には、まだ自由で楽しく暮らしている人は沢山いるのだ。

そうそう旅の途中は、酒とタバコが友好のきっかけになるんだよな、
と思い出したり。あ〜旅したいなあ。初めての土地に行きたいなあ。

前作「わたしのマトカ」よりも、濃く面白い本だった。
文章もしっかりしていて、タレント本だけど、ちゃんと読める本、だった。

人間くさい交流が素敵なグアテマラ滞在記の本★★★

 

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2008/07/23 (Wed) よしもとばなな「ベリーショーツ」

ベリーショーツ 54のスマイル短編ベリーショーツ 54のスマイル短編
(2006/11/01)
よしもとばなな

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ほぼ日連載のエッセイ。
ほぼ日読者に向けてであろう、明るい、軽く笑える話が多かった。

日記を読んでいても思うが、
著者のユーモアの部分はとてもいいな、と思う。
お馬鹿だったり、時に下品だったり。わははと笑える。
こういう基盤があるから小説も安心して読めるなあ。

著者のお姉さん、キャラ的にとても興味深い。
おおおと思うのは、大抵彼女についての記述。
もっと沢山お姉さんのこと、書いてほしいなあ。

軽い笑いがこぼれる本★★★

 

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2008/07/22 (Tue) 絲山秋子「ニート」

ニートニート
(2005/10/29)
絲山 秋子

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図書館でみつけて、著者の本を初めて読んだ。
「ニート」「へたれ」「愛なんかいらねー」など、
タイトルが興味をそそるものだったから。
5編の短編集。ぺろっと読んでしまった。

なかなか面白かった。久しぶりに面白い小説に会ったと思った。
すげえ愛の本だった。他人への愛のでかさ、が描かれている。
でかい愛って、他人を許すこと受け入れること捧げること、なのかな、と思った。
愛は理不尽で不均等なもの、だから、
だからこそ愛がでかければでかいほど、それに甘えちゃあいけない、のかも。

恋愛の当事者たち2人以外の、第三者との関係も面白かった。
人間関係は、当事者同士だけで行われるものではなくて、
その人の過去や環境も必然的に付いてまわるもので、それが正常なあり方。
たとえそれらが奇妙な形の人間関係であっても。
恋愛関係も、ぐるぐるな人間関係の中で動いていく、一つの形、だよな。
てなことを思いながら読んだ。

あぁ、面白かった。短編集なのに満足度が高かった。
著者は芥川賞をはじめ、色々と文学賞を受賞しているらしい。
他の著作も読んでみよう〜と思った。

色々な、愛の形、の本★★★

 

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2008/07/05 (Sat) 木下綾乃「手紙を書きたくなったら」

手紙を書きたくなったら手紙を書きたくなったら
(2005/03)
木下 綾乃

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手紙を書くのが好きで、たまに著者の本を読む。
手紙を出す時のちょっと可愛いワザなんか紹介してくれているから、
「手紙心」が触発されて、いい。
メールだってもらうと嬉しいけれど、
お手紙はさらに嬉しいんだよな、って思い出す。
手紙って、小さなプレゼントだ。

この本は手紙にまつわる色々について書かれたエッセイ。
今回は特に、切手の魅力について教えてもらった。
小さい頃、ブームに乗って切手収集なんかしたけれど、
最近は専ら実用品としかみなしていなかったな。
そうそう、切手って可愛いんだよな。
集め出すと切りが無さそうだけれど…ちょっと興味復活。
とりあえず郵便局行って、可愛いの買ってこようかな、って思ったり。

実際の手紙作りについては「手作りする手紙」が良かった。
ちょっと鼻につく感はあるけれど(アマゾンレビューの星1つに同感)、
でも実際、手紙出したい気持ちになっちゃう。

手紙を出したくなる本★★★

手づくりする手紙手づくりする手紙
(2007/03)
木下 綾乃

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2008/07/05 (Sat) 美濃部美津子「志ん生の食卓」

志ん生の食卓志ん生の食卓
(2008/01)
美濃部 美津子

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五代目古今亭志ん生の食にまつわるお話。
長女の美濃部美津子さんが書いている。

実は志ん生の落語を未だ聞いたことがないのだが。
彼についての色々にはとても興味がある。その人気の程を聞いて、
そんなに面白い人だったのか、そんなに粋な人だったのか、と。

この本で紹介されている食べ物は、戦後昭和のそれで、
醤油味や砂糖味の素朴なもので、庶民の味。
なんだか懐かしい感じ。
今あえて食べてみたいなって思うのは、ないものねだりかもしれないが。
お酒が好きで、食べ物にうるさく言わないってところに、個人的に共感。
志ん生のお孫さん池波志乃さんの書いた料理本が好きだったな、
と思い出した。
志ん生落語、ちゃんと聞いてみたいな。
でも図書館のビデオはいつも貸し出し中。人気あるのだな。

下町べたな味が恋しくなる本★★★

うちの手料理―二人で楽しむ料理とお酒うちの手料理―二人で楽しむ料理とお酒
(1991/02)
中尾 彬池波 志乃

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2008/05/19 (Mon) 「伊藤まさこのポッケのなかから」

伊藤まさこのポッケのなかから伊藤まさこのポッケのなかから
(2004/05)
伊藤 まさこ

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料理スタイリスト・伊藤まさこさんの暮らしの本。写真多数掲載。

自然ナチュラル系の、まあ今よくあるタイプの本で。
きれいで可愛くて素敵で、ちょっと面白みに欠けるのだが。
スタイリストさんだから、仕方がないのかも。
もっと個人の癖が出ていた方が良いのに、と思いつつ。

でもやっぱり色々参考になった。目の保養〜。
自分の暮らしに取り入れたい色々を教えてもらって、やっぱり嬉しい。
桜の枝削って、私も爪楊枝作りたい。
岩手の光源社さん、すごく気になった。蔓で編んだ籠。
大きな木のテーブル欲しいな。
久しぶりにおにぎり作ろう。とかね。

ちょっとぐったりしていた時に読んだのだが、
「なんとかなるさ」の言葉にちょっと救われた。まあこれは偶然。

素敵生活の本★★★

 

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2008/05/15 (Thu) 山本ふみこ「子どもと一緒に家のこと。」

子どもと一緒に家のこと。―おてつだい12か月子どもと一緒に家のこと。―おてつだい12か月
(2007/03)
山本 ふみこ

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子どもと一緒に家仕事をやる色々が書かれている本。
サブタイトルは「おてつだい12ヶ月」。

著者の本の中で、今まででいちばん面白いなと思った。
こんな風なら子どもと一緒に楽しく家のことができるかも、と思った。
まぁ理想どおりにはなかなか上手くいかないのだろうけれど。
誰だって、やさしい余裕のあるお母さんになりたいものだろうが。

この本の良かったところは、「どこそこの○○」とか、
有名ブランドやメーカーの名前が出てこないところ。
スタイリストっぽいというかセレクトショップみたいというか、
流行の名前だけ借りてきているような生活エッセイ本が多くて、
なんかズルい感じと思っていたのだ。
この本にはそういうのがほとんど(ひとつも?)出てこなくて、大変好感が持てた。

内容をちょっと忘れてしまったので、また近々読み直すと思う。
紙で作る箱の作り方、私もマスターした。便利。

子どもとの暮らしの本★★★

 

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2008/04/16 (Wed) 池田暁子「片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術」

片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術
(2007/04)
池田 暁子

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本屋で平積みになっていた時から気になっていた本。
片づけしなきゃと思い、自分を触発させるため、やっと買って(但し古本)読んだ。

著者の部屋のあまりの汚部屋っぷりに、
「私はそれほどじゃない」と安心&油断しそうになったが、
とりあえず片づけのきっかけにはなったみたい。
床が見えないほどの汚部屋に住んでる人には、役立つ本かも。
片づけ初心者向き。お片づけ初歩。

捨てる!スッキリ生活捨てる!スッキリ生活
(2005/11)
辰巳 渚

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そしてもう一冊ついでに読んでみたのがこちらの本。
こちらの方が私には有効だった。
そう、なぜ片付かないのかと言ったら、捨てられないからなのだ。
「捨てちゃえ!」って思える言葉が欲しかったのだ。
古くなった、使わなくなった、洋服・書類・本・生活用品…etc、
もう捨てていいよと言ってくれる。ちゃんとその気になれた。

と言うわけで今日の私は朝から
不要品をゴミとみなし、ばんばん捨てにかかっている。
ホルモン的にも片づけたい時期なので、ちょうどいい。
ちょっと捨ててみただけで、いきなりすっきりした。
気持ちよく、ストレス解消にもなって、良いみたい。

きれいな能率的な部屋に住むぞとお片づけしたくなる本★★★

 

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2008/04/09 (Wed) 酒井順子「女子と鉄道」

女子と鉄道女子と鉄道
(2006/11/21)
酒井 順子

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「鉄ちゃん」って何のことだか、いまいちぴんと来なかったのだが、
この本を読んだらよく分かった。鉄道を愛する女子のエッセイ。

鉄道好きの気持ちは全くと言っていいほど分からない。
特別な車両に乗ったり、写真を撮って嬉しがる気持ち。
勿論たまに旅に出るときに乗ったりすれば楽しいのだが、それよりも
駅へ出向く一手間とか、階段昇り降りの面倒とかを強く感じてしまう。
でもこの本読んだら、あぁ楽しいかもなって思えた。

かつての東京ステーションホテルに泊まりたかったな、ってつくづく思った。
そのホームが見えるお部屋というのに泊まってみたかった。
ホテルは現在改築休業中、再開は2011年らしい。
再開したら是非行ってみたい。
東京在住だけど、あえて泊まっちゃう、そんな贅沢してみたい。

「負け犬の遠吠え」を読んだ時は大した感想も無かったのだが、
著者の作品、やっぱり面白いかも、と思った。
さすが売れているだけはあるのだな。エッセイとして面白いんだな。
他の本も読んでみようと思った。

鉄道を愛する女子の本★★★

 

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2008/04/02 (Wed) 華恵「本を読むわたし」

 本を読むわたし

著者の読書記録とそれにまつわる思い出エッセイ。家族や友人のお話。
華恵さんはこれを書いたときには確か中学生だったのではないかな。
この文章力はすごい。描写力と言うか。
使い古された慣用句を頼らず、自分の言葉で自分の感じたことを、
ちゃんと書き出している。すごいと思う。
hanae「小学生日記」のときにも驚いたが、
決してまぐれではなかったのだな。文才、ってやつなのだな。

楽しい嬉しい話ばかりではなく、いやな思い出も書いてある。
でも決して感傷的でなく、愚痴っぽくなく、淡々と記述するように。
本当にちゃんと頭が良い、賢い人なのだろうなと想像した。
周りの人たちとの交流もほこっと暖かい。
他人の気持ちを理解すること、思いやることができる人でもあるのだな。
そのうえ美人ってところが素晴らしい。嫌味じゃなく可愛い。

著者が大人になって、どんな文章を書くのか楽しみだ。
恋をしたりもするはずだ。どんなこと書くのかな。
著者に触発されて、重松清さんの本を読み始めたところ。

少女の読書記録とエッセイの本★★★

小学生日記小学生日記
(2003/12)
hanae

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うたうたい

Author:うたうたい
3月生まれ魚座B型。
読み散らかした本たちを
ここに記録していきます。
お気に入りの度合いは
星★★★★★にて採点。
日常を綴った表ブログも
書いています。
よかったら覗いてみてください。
にじいろのへびのモノがたり

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